第42号(2009年9月発行第21巻第2号)

表紙:東京大学地震研究所で開発された加速度計搭載海底地震計(海底強震計)

 

大地震で発生する海底の大振幅の地動を記録するために,これまでの長期観測型自己浮上式海底地震計の技術と実績を用いて,開発された.地震計センサーには,小型で低消費電力のサーボ型加速度計を用い,耐圧容器は直径65cmのチタン球である.海底において1年間以上,連続して観測することができる.2008年5月8日に茨城沖で発生したマグニチュード7.0の地震を,震央近くの海底で観測した.


(資料提供・解説 東京大学地震研究所 篠原雅尚氏)


口 絵:米国海軍測量艦BOWDITCH

論 説

紹介記事

会告・学会記事(p.31)


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